目的

南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会は、南三陸地域において、絶滅が危惧されるイヌワシの生息環境を守り、人の暮らしと自然の営みが調和する地域づくりを目指して活動をしている団体です。

沿革

2014年5月2日

南三陸ネイチャーセンター友の会と株式会社佐久、イヌワシの生息環境の保全再生と地域林業の再生振興に向けた協動を開始。
2014年11月24日
火防線トレイル整備に向けた下見を坂の貝峠及び翁倉山域にて実施。
2015年1月28日
日本自然保護協会との協動を開始。
2015年2月14日
坂の貝峠にて火防線トレイル整備をスタート。
2015年11月28日
パタゴニア日本支社との協動を開始。
2016年3月30日
絵本「イヌワシの棲む山」を、南三陸を山から動かすプロジェクト「山さ、ございん」のウェブサイト上にて公開。
2016年11月20日
南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクトが発足。キックオフイベントとして第一回フォーラム「イヌワシのふるさと~生物多様性豊かな南三陸を未来へ」を開催。 (発足メンバー:アジア猛禽類ネットワーク、林野庁東北森林管理局、日本自然保護協会、株式会社佐久、南三陸ワシタカ研究会、南三陸ネイチャーセンター友の会)
2017年3月1日
第一回プロジェクト会合を開催。
2017年12月
パタゴニア環境助成金に火防線トレイル整備事業が採択される。
2017年12月8日
第二回プロジェクト会合を開催。 併せて第二回フォーラム「イヌワシのふるさと~生物多様性豊かな南三陸を未来へ2017」を開催。
2018年4月27日
第三回プロジェクト会合を開催。
2018年12月7日
宮城県庁記者クラブにて、東北森林管理局と株式会社佐久が、イヌワシの生息環境の再生と地域林業の振興の両立を目指し、イヌワシ生息地として知られる翁倉山域で官民連携して森林施業に取り組むことを記者発表。
2018年12月8日
前日の記者発表を受け、第三回フォーラム「イヌワシと共に暮らせる林業をめざして~南三陸から始まる新たな取り組み」を開催。
2019年1月31日
東北森林管理局主催の森林・林業技術交流発表会にて「宮城県南三陸地域におけるイヌワシの生息環境の再生について」が森林保全部門の最優秀賞を受賞。
2019年11月~12月
台風19号により林道が寸断された翁倉山南東麓の谷多丸地区にてボランティアによる杉苗の歩荷及び植林作業を実施。
2020年3月24日
翁倉山域の森林を管理する登米市、南三陸町、株式会社佐久、宮城北部森林管理署の4者による「南三陸地域森林整備推進協定」(森林共同施業団地)が締結される。
2020年9月25日
第四回プロジェクト会合を開催。
2021年5月10日
南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会を設立。設立総会及び第一回総会を開催。
2021年6月21日
絵本「イヌワシの棲む山」の第一版を発行。
2022年2月4日
南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会 臨時総会を開催 併せて第四回フォーラム「イヌワシのふるさと南三陸~再生可能エネルギーとイヌワシ」を開催
2022年5月20日
南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会 令和4年度 総会を開催
2022年6月30日
南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会のウェブサイトを開設。
絵本「イヌワシの棲む山」の第二版を発行。

構成メンバー

※50音順

会員

団体会員

株式会社佐久/公益財団法人日本自然保護協会/合同会社波伝の森山学校/登米市(産業経済部農林振興課)/パタゴニア日本支社/南三陸森林組合/南三陸町(農林水産課)/南三陸ネイチャーセンター友の会/南三陸ワシタカ研究会/有限会社熊谷産業

個人会員

石川弘樹(プロトレイルランナー/パタゴニアアンバサダー)/鈴木武彦(宮城県登米市)/山内泰法(宮城県南三陸町)

オブザーバー

国の機関

環境省東北地方環境事務所/林野庁東北森林管理局計画保全部/林野庁東北森林管理局宮城北部森林管理署

県の機関

宮城県気仙沼地方振興事務所林業振興部/宮城県東部地方振興事務所林業振興部

市町村

石巻市産業部農林課/石巻市生活環境部環境課/女川町産業振興課/気仙沼市産業部農林課

アドバイザー

小松守(秋田市大森山動物園)/山﨑亨(アジア猛禽類ネットワーク)/由井正敏(東北鳥類研究所)