南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会は、南三陸地域において、絶滅が危惧されるイヌワシの生息環境を守り、人の暮らしと自然の営みが調和する地域づくりを目指して活動している団体です。
書籍情報
イヌワシの棲む山
文:鈴木卓也 絵:西澤真樹子
発行:南三陸ネイチャーセンター友の会
(A4変型判 32ページ カラー)
定価:(本体1,000円+税)
絵本「イヌワシの棲む山」は2021年6月にパタゴニア環境助成金プログラムを用いて非売品1,000部を作成し、気仙沼市、登米市、南三陸町、石巻市、女川町(いわゆる「南三陸地域」)の小・中学校、公民館、図書館に寄贈させていただきました。
2022年6月、故・立花繫信氏のご家族からの寄付金を基に改訂新版を作成しました。今回は売品とし、売り上げは南三陸地域のイヌワシ生息環境再生のために使わせていただきます。購入方法等、詳しくは協議会事務局にお問い合わせください。
絵本「イヌワシの棲む山」のうち、資料編等を除いた物語部分18頁のみを無料公開いたします。大きな画面に投影しての読み聞かせ等にご活用ください。
イヌワシは翼を広げると2メートルに達することもある大型猛禽です。北半球に広く分布する草原性の鳥で、森林国である日本では、多雪地の自然地形や、伐採地など人の手が加わることで生じた開けた山の環境を利用して暮らしてきましたが、近年、人の手が山に入らなくなったことによって、全国的にイヌワシの数が減少し、絶滅が危惧されています。